● 17年09月29日 県議会報告

2017年9月29日 2017年決算特別委員会 山口律子委員質疑・答弁「JR日田彦山線の早期復旧について」(大要)



≪2017年決算特別委員会≫

2017年9月29日

 

 

JR九州日田彦山線の早期復旧について(大要)

 

山口律子 委員

 

 被災したJR九州の復旧について質問します。

 今回の北部九州豪雨災害で、JR久大本線とJR日田彦山線が甚大な被害を受け、現在不通となっていますが、この両線について、県としてはどのように認識しておられますか。

 また、復旧見込みについて、久大本線は来夏と発表されている一方で、日田彦山線については、発災から3ヵ月経った今日まで一向に示されません。日田彦山線の沿線自治体である添田町の寺西町長、東峰村の渋谷村長も「地域の存続にかかわる問題」だと、一日も早い復旧を望んでおられます。日田彦山線の復旧のメドがいまだに示されないのはなぜなのか、お伺いします。

 

岩佐孝徳 交通政策課長

 

 久大本線及び日田彦山線は、通勤・通学、通院、買い物など、沿線住民の方々の生活を維持していくために、極めて重要な路線であると考えております。

 また沿線では、豊かな自然、新鮮な農産物、伝統工芸品、温泉等を活用し観光振興に地域をあげて取り組んでいるところであり、観光客の移動手段としても大きな役割を担っていると考えております。

 日田彦山線の復旧の目途が示されない理由については、JR九州としては何ら言及しておらず、県としては分かりかねるところでございます。

 

山口律子 委員

 

 県として、どのように働きかけてこられましたか。

 

岩佐孝徳 交通政策課長

 

 去る7月26日に、知事と地元の県議会議員、沿線の町村長がJR九州本社を訪問し、青柳社長に対して、①日田彦山線の早期復旧、②復旧までの間の代替交通手段の確保について、強く要請を行ったところでございます。

 

山口律子 委員

 

 「JR九州は、赤字路線である日田彦山線をこの際、廃線にしようとしているのではないか」、被災地からはこのように心配する声があがっています。どのように認識しておられますか。

 

岩佐孝徳 交通政策課長

 

 今回の豪雨による日田彦山線の被災を受けて、廃線を危惧される住民の方々の声があることは認識しております。

 県としては、日田彦山線は住民の方々の生活の維持や観光客の移動手段として重要な路線と考えており、日田彦山線の存続を前提にその早期復旧について、JR九州に要望を行ったところでございます。

 

山口律子 委員

 

 JR九州の青柳社長は、株式上場にあたって、「赤字路線はきちっと維持する」と言明する一方で、「路線としての使命が終われば、検討せざるを得ない」とも言っています。「自治体がどれだけ財政措置をするか、見極めているのではないか」と思わざるをえません。

 JR九州は、分割民営化の際に、国から支給された経営安定化基金3800億円を株式上場にあたって返済していません。これは国民の税金です。それだけ、公共性があるからこその措置であり、路線の維持はJR九州の責任であるはずです。

 鉄道が復旧せずバス路線に転換すると利用客が減少し、バスも維持できなくなる事例が見受けられますが、そうなると、いよいよ村や地域は維持できなくなります。絶対に廃線は認められません。

 私たち、日本共産党県議団は、8月に政府交渉を行い、「災害を機に廃線はあってはならない」と国交省と確認をしてまいりました。

 改めてJR九州や国に対して、「日田彦山線を絶対に廃線させない」という立場で、「一日も早い復旧」を強力に働きかけていただくことを求めますが、部長の答弁をお願いします。

 

小川英嗣 企画・地域振興部長

 

 先ほど課長が申し上げましたが、日田彦山線は通勤、通学、通院、買い物など地域の方々の日常生活を支える重要な移動手段となっております。

 沿線には、日本三大修験山のひとつである「英彦山」をはじめとした豊かな自然、新鮮な農産物、約350年の歴史を持つ伝統工芸品「小石原焼」や日本の近代土木遺産にも指定された「めがね橋」、日本棚田百選にも選ばれた竹地区の棚田、道の駅「観遊舎ひこさん」などの魅力ある観光資源があり、観光振興の観点からも重要な路線でございます。

 県としましては、先ほどのJR九州への要望に引き続き、8月10日には国に対しても要望を行ったところございます。

 JR九州の青柳社長からは、「今回の被害については、非常に厳しいものがあると認識しているとともに、一刻も早い復旧をやっていかなければならないと思っている」との回答があったところであり、引き続きJR九州や国に対して早期復旧に向けた働きかけを行ってまいります。

 

山口律子 委員

 

 部長の大変思いがこもった答弁をいただきました。ぜひ、被災地の声をしっかり届けていただき、早期の復旧が実現しますよう、引き続きのご努力をお願いしまして質問を終わります。

 

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