11月16日、高瀬菜穂子、立川由美両県議は香春町の小中一貫校、香春町立思永館（しえいかん）を視察し、学校関係者と懇談しました。柿田孝子田川市議が同行しました。

香春町では2021年（令和3年）3月まで町立4小学校、町立2中学校設置されていました。全国的に少子高齢化が進む中、香春町でも児童、生徒数の減少は著しく、複数学級化の見込み、学校施設の老朽化など最良の教育環境とは言えない状況が課題となっていました。2017年（平成27年）6月に学校再編についての審議会を設置し、11月の第1次中間答申で9年間を通した教育を行い、一体型の施設にすること等の答申から2018年（平成30年）12月にまでに3回の答申を受け、2019年（令和元年）7月に建設が開始され、2021年（令和3年）4月に開校しました。

視察では学校関係者から「義務教育学校の学校運営について」の説明を受け、給食の提供方法、不登校児の実情、部活動の地域移行化、スクールバスの安全対策、教員の労働時間などについて質疑応答を行い、その後、施設を見学させてもらいました。